七大生活習慣病の疑いがある男性

七大生活習慣病とは、三大疾病「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」と生活習慣病(成人病)である「糖尿病」「高血圧性疾患」「肝硬変」「慢性腎不全」を加えた7つの病気のことです。これらについて少しずつご紹介していければと思います。

理想的な成人病予防の第一歩は健康保険の健診から

成人病は現在では生活習慣病と呼ばれています。がん、脳卒中、心臓病、動脈硬化症、高血圧症などがこれにあたります。病気によっては自覚症状のないにいまま進行してしまいます。これらの病気は食事、飲酒、喫煙、運動などの生活習慣が深く関係しています。そのため健康保険では早めの健診によりリスクのある人を見つけ出し、将来の病気を未然に防ぐことを目的に特定健診を行っています。としています。40歳以上の人にたいして健診を行いメタボリックシンドロームに注目して病気のリスクの有無を調べています。リスクのある人の生活習慣を理想的なものに変えていくよう指導を行います。健診費用は健康保険の事業者が費用を補助し差し引いた残りを本人が負担する形になっています。検査の内容をのべてみます。まずは診察です。これは医師が触診、聴打診、視診を行います。続いて現在の健康状態や飲酒、喫煙などの生活習慣など参考になることをを聞き取る問診を行います。身長、体重、おなか周りの計測をし、さらにこれに基づいてBMIを計算します。BMIは肥満度の指標です。循環器系の状態を調べるために血圧測定をします。採血を行い血液中の脂質の検査や貧血の有無、肝機能、血糖値を調べます。脂質の検査は中性脂肪やHDLコレステロール、LDLコレステロールを測定することで行います。肝機能の検査は肝細胞の酵素を測定することで行います。血糖値は糖尿病の有無を調べます。尿検査を行いますがこれは糖尿病や腎臓や尿路の状態を調べるためです。特定健診を受けた人には検査の結果を通知することが義務づけられています。この結果によってリスクの高い人には、食生活の改善や運動指導などの支援が行われます。各健診項目が理想的な数値に近づくよう働きかけを強めるのです。